絹をインクジェット加工できるんです。~SDGsマークを絹に~
近年、技術の発展に伴いまして、フルカラーで染める加工(インクジェット加工や昇華転写加工)が出来るようになりました。
これまではポリエステル系が主だったフルカラー加工が、最近は絹にも加工できるようになりました。
↓こんな感じです。
これは従来からある「本染め加工」。
裏まで紫色が染まっていますね。
1色ずつ染めていきますので、多色展開が難しいのが弱点でした。
こちらがインクジェット加工をした絹。
裏までは染まりませんが、SDGsマークのような多色の柄が染められています。
裏面が染まらないということは、生地の芯も染まっていませんので、この上から刺繍をするような場合は白い糸が出てきてしまう場合があります。
「多色が出来るから、いい」ではないのです。
どちらも同じ色で染めてもらったのですが、染め工程が全く違いますので、やはり同じ色には染まりませんでした。
弊社ではお客様のご要望にお応えするべく、最適な加工方法を探し続けております。
今回の「絹へのインクジェット加工」は、
①絹の生地に、
②多色を染めたい、
③裏地は見えなくてもいい、
④上から刺繍をしない。
の条件が重なった時には、ご提案いたします。
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