フレンドリーゴルフマッチの楯の修理 ~早稲田大学OB vs 慶應義塾大学OB~
この度、素敵な楯の修理のご依頼をいただきましたので紹介します。
京都在住の早稲田大学と慶応義塾大学卒業生の対抗戦の楯です。
フレンドリーゴルフマッチという名称が素敵ですね。
両校の校章が装飾されているのも趣が深いです。
もう何十年も経過している楯だと思いますが、とても素敵な楯ですね。
まず目がいきましたのが、中央の七宝のエンブレム。
両校の校旗と月桂樹が焼き付けられています。↓
世界に一つだけのオンリーワンのエンブレムでしょうか。
京都の伝統工芸である七宝がこんな風に取り入れられていて、まず魅せられました。
繊細な手仕事なのが見てとれます。
裏側には優勝校の名前が刻印され、歴史と誇りを感じます。↓
最も古いのは1985年。ということは37年前の楯ですね。
このように歴代優勝者をプレートに彫刻されるケースは時々あります。
年代も入れておかれると、将来振り返った時にいつのものかわかりますので、弊社としてもお勧めしております。
今回のご依頼は、「文字やゴルフボールのパーツが取れてしまったから修理してほしい」という内容でした。
取れてしまった文字パーツは保管しておられたものがありましたので、それは貼り付けることで対応できました。
ゴルフボールの形、校章の形、文字…↓
しかし失ってしまわれたパーツもあります。これは新たにパーツを作り、貼り付けました。
修理前の楯と修理後の楯を見比べてみましょう。↓
作業風景の写真がないのは残念ですが、違和感のないように、
色と書体を合わせて作りました。
数十年前の楯を今でも使っておられるケースはよくあります。
伝統の証ですね。
今回のように多少の損傷でしたら修理できますので、新調される前に一度お問い合わせください。
物の価値が分からなくなってしまっているこの時代、
素敵なものこそ、ちゃんと後世に残していこうではありませんか。
喜びの楯で、喜びのお手伝いをさせていただきます!
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